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目的別事例

ラボ機から生産機へのスケールアップ

ラボ機でも量産機でも同じ粒子径分布を実現!

「スケールアップ」とは、小型実験機で得た結果を大型生産機でも同様に実現するために、大型生産機の装置寸法や運転条件などを決めることです。
スケールアップの基本条件は、相似性です。
この相似性には、幾何学的相似性、メカニズムの相似性、熱的相似性、化学的相似性があります。
また、メカニズムの相似性には、静的応力の相似性、運動の相似性、力学的相似性があります。
ビーズミルのスケールアップには、幾何学的相似性、メカニズムの相似性における運動の相似性と力学的相似性が使用されます。

アシザワでは、100mlの研究開発用ラボ機から1300Lの超大型機、周辺機器まで幅広くラインナップがあります。
サンプル量が少量でも機械の性能を確かめていただき、そのデータを元に大型機へのスケールアップが可能です。

技術データ

容量0.2L機と8L機各処理における粒度分布の比較

粒度分布
容量0.2L機処理後(BET値:114.8㎡/g)/ 容量8L機処理後(BET値:114.4㎡/g)