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目的別事例

ナノサイズへの微粉砕・分散

ナノサイズの微粉砕・分散はアシザワのビーズミル!

ビーズミルを用いた、ナノサイズへの粉砕・分散に影響を与える運転条件の因子として、ビーズ径の影響は大きくなります。
ビーズの因子には、ビーズ径、ビーズの密度および材質などがあり、一次粒子の粉砕か二次粒子(凝集体)の分散、砕料粒子径、破製物粒子径、粒子の硬さ、スラリー粘度や密度などにより使用するビーズを選択します。
湿式ビーズミルで用いられるビーズ径はφ0.015 mm~2.0 mmとなり、粒子をナノメートルサイズへの粉砕や一次粒子近くまでの分散を目的とする場合には、微小ビーズを選択する必要があります。
砕料粒子径や凝集体の大きさ、粒子や凝集体の硬さにもよりますが、使用するビーズ径は小さい方が砕製物や分散体粒子径は小さくなり、エネルギー効率も向上します。
一般に、ナノメートルサイズまでの微粉砕や分散にはφ0.1mm以下の微小ビーズが使用されます。

MAXナノ・ゲッターの場合、スクリーンレスの構造により、微小ビーズを用いた処理を容易に行うことができます。
MAXナノ・ゲッターの使用可能なビーズ径の最小サイズはφ0.015mmであり、ナノサイズへの微粉砕・分散に適した機種です。

技術データ

ビーズ径を小さくするメリット

ビーズ径を小さくするメリット
ビーズ径を小さくするメリット

ナノサイズ到達抜粋データ

対象物 用 途 到達粒子径 (nm)
顔料 LCD用カラーレジスト D50 = 40 – 60
顔料 インクジェット D50 = 13
酸化チタン 光触媒 D50 = 44
酸化イットリウム 電極 D50 = 44
ジルコニア 電子部品 D50 = 37
ニッケル MLCC D50 = 200
ケイ素 製紙 D50 = 40