微粒子製造プロセス提案
リチウムイオン電池
負極材の製造工程例
電池の構成材料は、粒子物性（粒子径、粒子形状、電気的性質など）と
スラリー物性（粘性、分散性など）の制御が必要であり、
これらには機種の選定が重要な役割を果たします。
当社の乾式微粉砕機と湿式微粉砕・分散機及び撹拌・混合機の最適な組み合わせによる電池材料製造工程をご提案します。
リチウムイオン電池
負極材の製造工程例
活物質
負極材料（グラファイト）
乾式 カーボンナノチューブ（CNT）を添加してなじませたい。
| ご要望 | CNTをなるべく切らずに解繊したい |
|---|---|
| 解決 | ドライスター®SDAでエネルギー効率良く大量処理 |
ドライスター®SDAは1パスでシングルミクロンまで粉砕・解砕する連続式乾式ビーズミルです。
◎ドライスター®SDAの特長
- ・乾式でかつ連続式の横型ミル
- ・ボールミルに比べて100倍の粉砕能力
- ・エネルギーコストが極小（対ジェットミル1/10 ※当社調べ）
湿式 混合・スラリー化
| ご要望 | 負極活物質、溶媒、増粘剤を均一に混合・スラリー化したい |
|---|---|
| 解決 | チータ®CPM固液混合から分散・乳化・脱泡・送液を1台で実現するAll in one ミキサーです |
◎ チータ®CPMの特長
- ・微小隙空間を高速回転する特殊ローターによるせん断作用
- ・大流量循環運転が可能
- ・メディア由来のコンタミがない
湿式 微粉砕・分散
| ご要望 | Siを高固形分濃度下でナノサイズに微細化したい |
|---|---|
| 解決 | ムゲンフロー®MGFなら高粘度・高濃度スラリーでもナノ領域まで微細化が可能 |
ムゲンフロー®MGFは、従来機よりも生産効率を飛躍的に向上させた、高機能モデルのビーズミルです。
◎ムゲンフロー®MGFの特長
- ・従来機に比べビーズの偏析を抑制したビーズの流動を実現
- ・大流量循環運転で多重パスすることでシャープな粒度分布を形成
- ・高粘度スラリーでも微小ビーズを使用可
湿式 混合・混錬
| ご要望 | 均一に分散した高濃度スラリーを作りたい |
|---|---|
| 解決 | 高濃度・高粘度・高濃度スラリー対応によるOMEGA®の導入 |
◎分散例
◎OMEGA®の特長
- ・70MPa程度の低圧でも他の高圧ホモジナイザー同等以上の分散が可能
- ・構造のシンプルさ、ランニングコストの低減にも効果的
- ・メディアレスによりコンタミレス
塗工
乾燥
プレス
巻取り
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