技術情報
やさしい微粉砕・分散技術
ビーズミルの構造について
ビーズミルはベッセルの向きやアジテータの形、ビーズの大きさや材質によって粉砕・分散効率が変化します。
ベッセル(粉砕室)の比較
粉砕室は竪型と横型があり、双方の特長を考慮して用いられています。それぞれの特長については、ベッセル方向の違いもご覧ください。
アジテータの形状
アジテータが回転すると粉砕室内に充填されたビーズは撹拌され、衝突やせん断力が生じる。粒子や凝集体はこれらの力によって粉砕・分散します。アジテータの形状は微粉砕・分散効率に影響するため、目的にあった選定は重要です。アジテータの形状もご覧ください。
ビーズとスラリー(被粉砕物)の分離方法
セパレータはビーズと粒子を分離する機構で、粉砕された粒子はセパレータを通過し、スラリーのみ排出されます。
ビーズの大きさやスラリーの粘度によって分離方法も異なります。微小ビーズを用いたナノレベルの微細化には分離方法も大事な要素です。詳しくはビーズとスラリーの分離方法もご覧ください。