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ビーズミルボールミル比較 ビーズミルボールミル比較

アシザワ・ファインテックが提案する
「置換ソリューション」をご覧ください。
長年使用されてきたボールミルの良さを再確認しながら、
現代の生産現場に求められる
効率・品質・作業性を実現する
「ビーズミル」への置換をご提案します。

ビーズミルボールミル比較

「ボールミル」と
「ビーズミル」の違い

Ball Mill VS Bead Mill

回転ボールミル 湿式ビーズミル 乾式ビーズミル
回転ボールミル 湿式ビーズミル 乾式ビーズミル
使用メディア径 ボール
Φ 10〜50 mm
ビーズ
Φ 0.015〜2 mm
ビーズ
Φ 1.5〜8 mm
粉砕エネルギー 〜1 G 〜数百 G 〜100 G
粉砕到達粒度 数 μm 数十 nm ~ 数 μm 1 ~ 数 μm
運転形態 バッチ式 循環式(連続パスも可) 連続パス
処理イメージ 回転ボールミル 湿式ビーズミル 乾式ビーズミル
粉砕のしくみ ボールミルは、回転するドラム内でボールを転がし、原料に衝撃と摩擦を与えて粉砕する装置です。 ビーズミルは、より小さなビーズをアジテーターで高速攪拌し、高い粉砕エネルギーにより、せん断力と衝突によって原料を微細化します。
ボールミルのメリット再確認

ボールミルには、
今でも根強いメリットがあります。

1

粒度の大きな原料もそのまま投入できる

→ 原料投入の自由度が高く、大きな塊でも処理が可能です。

2

粉体を一括で投入できる

→ 原料をフレコンバッグや紙袋からそのまま投入できます。

3

投入・排出時以外は作業不要

→ 処理時間中は他の作業が可能です。

4

原料の変更がない限り、洗浄不要

→ 処理後すぐに次のバッチへ移行できます。

5

摩耗したボールもそのまま使用可能

→ 摩耗しても追加補充で運用できます。

6

多くの装置が減価償却済み

→ 古い装置でも現役で使用でき、初期投資が不要な場合もある。

しかしその「使いやすさ」にも、
今や課題が…
ボールミルの課題と限界

ボールミルで抱える課題と限界

1

粒度分布がブロードで分級が必要

2

設備が大きく、重作業・高所作業が増える

3

使用ビーズ量が多く、交換やメンテナンス
が大変

4

消費電力が大きく、粉砕効率も低い

5

運転中の大きな騒音に悩んでいる

作業性・ランニングコスト・品質管理…
抱えている課題を見直しませんか?
ビーズミルの特長と利点

ビーズミルなら、
もっと早く! もっと楽に!


高速処理が
可能

省スペース

粒度分布が
シャープ

目標粒度の
管理が容易

使いやすい
(洗浄・交換が簡単)

メンテナンス
作業が簡単

低振動・低騒音
置換事例紹介

処理スピードが違う!
生産時間を最短に!

省スペース&高速処理で
ボールミルの課題を解決。

Before

シリカ200Lスラリーの粉砕に、従来は400Lの
ボールミルで6時間を要していました。

湿式ビーズミル「MGF」(ベッセル容量25L)に
置き換えたことで、わずか15分で完了!

処理時間

処理時間

Before

鉱石の粉砕処理において、従来はボールミルで
1週間かかっていた工程が、

乾式ビーズミル「SDA」による連続パス処理で、
数時間で完了可能に。

粉砕能力

粉砕能力
処理性能の比較
(エネルギー密度・粒度分布)

なぜ、ビーズミルは
早く処理できるのか?

1.
何故なら
ビーズミルは、小さなビーズを高速で攪拌することで
接触頻度とエネルギー効率を高め、ボールの落下や転がりによる
粉砕を行うボールミルに比べて、より効率的な粉砕を実現。

ー 湿式ビーズミルとボールミルの
エネルギー密度の比較 ー

湿式ビーズミルとボールミルのエネルギー密度の比較 湿式ビーズミルとボールミルのエネルギー密度の比較

ー 微小ビーズの効果 ー

1、単位容積あたりのビーズ数

ビーズ径の3乗に反比例

2、単位容積あたりのビーズ表面積

ビーズ径の2乗に比例

3、ビーズ1個あたりの重量

ビーズ径の3乗に反比例

微小ビーズの効果
2.
何故なら
微小ビーズは単位体積あたりの個数と表面積が大きく、
粒子への衝突効率を大幅に高める。つまり微細化処理が早い!
ビーズミルの運転性と作業効率の向上

使いやすさ、ここまで変わる!

ボールミルの場合 ビーズミルの場合

Point.01
洗浄・交換のしやすさ

大量のボールを扱うため、追加・交換作業が重労働。 少量のビーズで済み、バッチ替え時の洗浄・交換が容易。

Point.02
メンテナンス性と安全性

クレーンや高所作業が必要。
ドラムが露出回転するため安全対策も重要。
トレー&レールでビーズの取り出しが簡単。
高所作業不要。
回転物が露出せず巻き込まれの心配も無い。

Point.03
設置スペースと構造

足場や大型設備が必要。
構造が大がかりになる。
基本ユニット構成(ポンプ・タンクなど)で省スペース。

Point.04
処理スピード

処理に時間がかかり、生産性に限界がある 高速処理が可能。
乾式処理なら80倍の粉砕能力。(当社比)

Point.05
粒度管理のしやすさ

サンプリング作業は装置を止める等の手間がかかる。バッチ式のため粒度分布もブロードになりやすい。 サンプリングが簡単で、目標粒度までの管理も容易。

湿式ビーズミルMGFと
乾式ビーズミルSDAの紹介

循環式 湿式ビーズミル

ムゲンフロー

より高品質な微粉砕・分散を実現

高粘度スラリー・大流量循環運転対応型

高粘度スラリー対応

極小ビーズ対応

大流量運転可能

粉砕能力向上

構造図

構造図

強力なビーズ分離性能を発揮する構造を採用し、極小ビーズの寄りを抑制して、安定的に運転することができます。

主な仕様 【MGF015 〜 MGF25】

粉砕室容量(L)0.17 〜 25.0
電動(kW)2.2 〜 75.0
使用可能ビーズ(㎜)φ 0.1 〜 1.0
接粉部材質セラミックス、耐摩耗鋼

連続式 乾式ビーズミル

ドライスター

高硬度物質をシングルミクロンに粉砕

エネルギー効率抜群で大量生産可能

パス式

横型ミル

エネルギーコスト極小

表面改質処理の効果

フロー図

フロー図

定量フィーダによって原料を投入し、粉砕室の中で粉砕された粉がスクリーンを通り抜けて回収されます。

主な仕様 【SDA1 〜 SDA500】

粉砕室容量(L)1.0 〜 500
電動(kW)3.5 〜 200
使用可能ビーズ(㎜)φ 1.5 〜 8
接粉部材質セラミックス、金属

ビーズミルでもっと効率的で
省エネな微細化を !

装置導入の疑問点など、弊社専任担当が丁寧に
お応えします。お気軽にご相談ください。

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